コルカがマリン

皆さん元気でしたか?私は風邪で休んでいたので溜まりに溜まっていた文庫本を一日中読んでいました。読んだ文庫本は重松清の「永遠のゼロ」という本ですが、この本は読みやすい本である一方で、かなり良い作品であると考えています。

登場人物が珍しく保険営業マンとサラリーマン風の男性が織りなすコミカルな会話に対して、歴史をひも解いていく展開で、本当に結末が想像できず最後の最後まで楽しむことができました。
この三浦しをんの作品は飽きることなく読めて、難しい文章を使っているのにそれを感じさせず、それとは別に作品自体が練られているため読み終えたときは涙が止まりません。

本を愛するようになったのは小さい頃からではなく最近没頭しているものなのですが、誰もが言うことですが、文字に親しむということは人生により深いエッセンスを加えてくれます。
毎日読めたら凄いことですが、私は毎日数ページしか読めません。それでもここ数年までは全く本を読んでいなかったほどですのでこうして本を読む習慣がついて微笑ましく思います。

これからも毎晩少しでも奇跡の本たちと出会い、生活において少しの感情を与えてくれる作者や作品に巡り会えれば幸いです。
ご覧の皆さんも騙されたと思って本という新しい世界を楽しんでみてはどうでしょう。心に深く影響を与える趣味としては魅力的で、人としても成長できるものだと実感できます。